|
志礼知也個展 ―PRIMITIVE― 2020.10.9 Fri. - 11.7 Sat. UCHIGO and SHIZIMI Galleryでは、2020年10月より志礼知也による個展を開催いたします。志礼氏にとって約2年ぶりの個展となる本展覧会のテーマは「原始」。 彼が作り出す独特な世界観と、ペン画による圧巻の緻密な画面をぜひご覧ください。 【展覧会概要】 会期:2020年10月9日(金)―11月7日(土) 会場:UCHIGO and SHIZIMI Gallery 営業時間:10:30~18:00 (日・祝休廊) ★オープニングレセプション:10月9日 17:00-20:00 当日は作家本人も在廊いたします。 Artist Statement 「世の中は不条理だ」物心ついた頃には既にあった感覚。 この感情を消化することもできず、もどかしさに囚われ、 思わずペンを走らせた。 見たものを疑わず 己の判断すらままならない 行き場をなくした”骸”が電脳化により現実世界との狭間にノイズを生じさせる 静寂を保った深海を漂うかのような モノクロ世界にようやく色が見えてきたころ私はふと我に帰る 巌が全力で巌として在り続けるように キャンバス上に存在する点は シナプスを介して次なる点に連鎖していく 間と間、個と個、点と点 あらゆる間隔を形成している成り立ちを ミクロ視点から解釈していく中に見えたものは 究極にシンプルでいて とても原始的であった 志礼知也|画家 (Instagram: tomoyashirei) 1992年東京生まれ。東京を拠点に活動を続けるペン画家。 「世の中の不条理」をテーマに描かれる緻密な画面が特徴である。属するコミュニティ、くっついたり離れたりする人間関係、個々の感情など知らぬ間に変化する言語化できない動きを、人体や細胞、液体など独自のモチーフに落とし込み具現化している。特に近年は黒インクの質感に着目しており、ペンの種類、エアブラシ、ゴミや箒の毛先を刷毛にしたりと、多種多様なやり方で表現性を拡大する実験的な取り組みを続けている。制作時間はA3の大きさで約1週間。平均しても3,4日間かけて仕上げている。その傍らではファッションブランドのディレクションやデザイン、壁画、CDアートワークの制作も行い自身の活動の幅を広げている。 ---------------------------- UCHIGO and SHIZIMI Gallery 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-11-4 メゾン・ド・ヴィレ 神田神保町1F (神保町さくら通り) 会場詳細はこちら ---------------------------- |